豪ドル/円は、多くのトレーダーが米ドルを中心とした主要通貨ペアからポートフォリオを分散させるために使用しています。豪ドルも日本円も米ドルの影響を大きく受けますが、この通貨ペアは原油価格(オーストラリアは大輸出国、日本は大輸入国であるため)と中国の経済イベントとの相関が最も明白です。
マイナーなペアである豪ドル/円は流動性不足に悩まされることがあるため、このペアの取引はアジア市場の取引時間中(GMTの午前0時から午前6時の間)に行うことが重要です。また、豪ドル/円はメジャーペアよりも変動しやすいトレンドがあり、価格の大きな下落や急上昇は比較的よくあることです。スプレッドも主要ペアより広く、業界平均スプレッドは2pipですが、オーストラリアのブローカーの中には1pipという低いスプレッドで取引できるところもあります。
下の表は、豪ドル/円のスプレッドとコミッションを含む取引コストが最も低いFXブローカーを示したものです。また、豪ドル/円の1ロットの業界平均スプレッドと業界平均取引コストについても詳述しています。